江古田市場(江古田)、その後
|2015年1月10日
2014年末で約70年の歴史に幕を閉じた江古田市場。
江古田市場
江古田市場
江古田市場
昭和にタイムスリップしたかのような昔懐かしい雰囲気が漂っていた江古田市場。
「最近、みなかったねぇ。元気にしてた?」など、お客さんとの会話が自然と生まれ、笑顔で溢れていた人情商店街。
最盛期には、「練馬のアメ横」と呼ばれ、地元だけでなく西武線沿線から、1日約1万人もの買い物客でごった返していたと言われています。
近年では、建物の老朽化や、店・客ともの高齢化などが進み、借地の契約更新を機に、昨年末で閉場となりました。
「あの頃の活気ある江古田市場を、最後にもう一度、再現したい!」と、閉場を知った有志が、昨年は、様々なプロジェクトを展開。
江古田市場をごった返そう!プロジェクトは、練馬を歌うシンガーソングライター谷修さんと練馬がもっと楽しくなるフリーマガジンnerimagaさんが共同で立ち上げた、江古田市場応援プロジェクト。
⇒関連記事:江古田市場をごった返そう!プロジェクト@谷修(江古田)(2014/7/19)
⇒関連記事:江古田市場をごった返そう!プロジェクト@nerimaga(江古田)(2014/8/23)
⇒関連記事:駅前広場をごった返そう!プロジェクト@江古田駅(江古田)(2014/11/1)(はじめてのおつかい)
⇒関連記事:はじめてのおつかいpart2@江古田市場(江古田)(2014/12/6)
谷修『江古田市場』MV
「江古田をアートのまちにしたい!」を合い言葉に、年1回約1週間、江古田のカフェや雑貨店などでアートイベントを開催している江古田ユニバースも、昨年は江古田市場でアート展示。
⇒関連記事:エコユニコミューン@江古田市場(江古田)(2014/9/20)
⇒関連記事:記憶の海@江古田市場(江古田)(2014/9/27)
演劇活性化団体UNIは、昨年9/20~9/23江古田市場を取材し、江古田市場を題材とした演劇公演ナイス・エイジを開催。現在、取材をもとに、記録集を作成しています。
動画(ワインカフェ練馬)
本当に、本当に、多くの人に惜しまれつつ、昨年末、江古田市場は閉場しました。
解体工事の張り紙
1/13からは、江古田市場の解体工事が始まります。
解体にともない、江古田のアート遺産・シャッター絵も失われます。
⇒関連記事:シャッター絵@江古田市場(江古田)(2014/9/8)
解体され、更地になった跡地の計画は、まだ発表されていません。
江古田市場通り商店会
今回、閉場になったのは、江古田市場(青い建物)だけです。
江古田市場通りの他の商店は、今まで通り、今後も営業していきます。
さらに、1/9江古田市場内から移転した2店舗が、再オープンしました。
大津屋
1944年オープン。江古田市場閉場にともない2014年12月31日閉店。
2015年1月9日移転・再オープン。豆腐の和泉屋の隣。旧店舗の向かい。
お店は狭くなりましたが、内装がキレイになり、お惣菜の量り売りも健在。
店内(大津屋)
店内(大津屋)
店内(大津屋)
店内(大津屋)
店外(大津屋)
ゆうゆうロード
フクミ青果
2012年6月オープン。江古田市場閉場にともない2014年12月31日閉店。
2015年1月9日移転・再オープン。クレオの跡地、秋山園の隣。
店内(フクミ青果)
店内(フクミ青果)
ミコラよりお知らせ
江古田市場内で3年間営業した雑貨店micolor(ミコラ)は、次のテナント物件が見つかるまで、移動雑貨店として営業。
第1弾として、2015年2月1日江古田やきほギャラリーで、1日限定の雑貨販売を行います。
谷修シングル「江古田市場」商品券の有効期限は、2015年3月末まで。
引き続き、江古田市場通り商店街のお店で使えます。
(江古田市場の)場所はこのへん