ちい散歩「桜台」(2012年2月14日放送)
|最終更新日:2012/02/14
2/14の「ちい散歩」で、桜台が紹介されました!
(桜台駅南口、若菜の前にちいさん登場)
ちい「はい、今日の散歩は西武池袋線の桜台駅の前からの出発です。」
ちい「池袋から10分位でしょうか。4駅だそうです。」
ちい「冷たい風が吹いていますが、春の訪れを見つけてみたいと思います。」
ちい「どっちから行こう?こっちですか?」
(千川通り方面へ移動。桜台花園の前へ。)
ちい「こんな寒い風が吹く中でも、花屋さんの花はきれいに花を咲かせてますよ。」
ちい「バラがあったり、これ、プリムラって言うの?かわいいねぇ。」
(千川通り、ちよだ鮨前に移動。)
ちい「これは、何ていう通りですか?」
スタッフ「千川通りです。」
ちい「千川通り?桜並木だね。相当年数が経っている桜が。」
ちい「下から見ると、枝の先々のつぼみが、少~し膨らんできてるのが見えるよねぇ。」
ちい「つぼみの中では、あと何か月かしたら、咲いてやろうと頑張ってるんだろうねぇ。」
ちい「どうやって咲かせてやろうかな、ってねぇ。」
ちい「たった1週間咲くだけで、こんなに頑張ってるんだもんねぇ。」
(画面が切り替わり、三井果実店の前へ)
⇒過去記事:ちいさん来店@三井果実店(2012/2/7)
ちい「こんちは~、おとうさん、これ、看板がきれいだねぇ。」
店主「にぎやかにしてて。」
ちい「にぎやかでいいねぇ。これ、誰が書いてるの?」
店主「私が。」
ちい「何度も書いてるから字がお上手になってますけど。」
店主「いや、大したことないですけど。」
ちい「目立っていいねぇ。」
店主「そこに、ラブ注入って、書いてある。」
ちい「あ、ほんとだ、ラブ注入~」
店主「ちいさん、素敵だねぇ。ハンチング似合う。」
ちい「いやいや」
ちい「ちょっと聞きたいんだけど、桜台ってくらいだから、桜は有名なの?」
店主「今道路になってるところが、川だったんですよ。」
店主「下水にして道にして、狭くなっちゃうんでこっち側を残して。」
ちい「それで桜の名残が桜台なの?」
ちい「春になったらすごいでしょ。」
店主「すごいですよ。」
ちい「おとうさん、いいね。何年生まれ?」
店主「昭和16年です。」
ちい「おにいちゃんだ。俺、昭和17年。」
店主「へぇ~、(見た目が)若いねぇ。」
ちい「おとうさんの方が若いよ~」
ちい「じゃあ、おとうさん、お元気で。」
店主「ありがとうございます。」
ナレーション(気づけば、長居しちゃいましたねぇ。たのしいおしゃべりでした。)
(桜台駅から北西の住宅街へ)
ちい「住宅街の真ん中に、お店があります。行ってみようか。」
ちい「(看板を見て)餃子専門店?」
(桜台の餃子家へ)
⇒過去記事:ラーメンセット@桜台の餃子家(2012/2/8)
ちい「こんちは!こちらは何?餃子屋さん?」
ちい「こちらは長くやってらっしゃる?」
奥さん「そうですね。私たちになって、20年くらい。」
ちい「こちらでずっとやってらっしゃる、って事は、美味しいんですね。」
ちい「美味しくなきゃ、長く続くわけないもんね。」
ちい「じゃあ、餃子食べようか。4人前焼いてくれる?」
奥さん「は~い。」
ちい「きれいだねぇ。ちょっと見せて。」(カメラに焼く前の餃子を見せる)
ちい「すいません。お願いします。」
ちい「ご主人はどうして餃子屋になったんですか?」
ご主人「元々は、母がやってたんです。」
ちい「あっ、こちらで?」
ご主人「はい。」
ちい「色がついたら、水をいれるの?」
奥さん「ご家庭では熱湯を入れるんですけど、鉄板が熱いんで、水で。」
ちい「うぁ、すごい湯気がでるんだね。おもしろいな。」
ちい「焼くのはいつも奥さんなんですか?」
奥さん「そうですね。まぁ、2人で交代交代で。」
ちい「どっちが上手?」
奥さん「私ですかね(笑)」
ちい「たのしみだなぁ~」
ナレーション(ご主人が丁寧に包み、焼き上手の奥さんが焼いた自慢の餃子。出来上がったみたいですよ。)
ちい「旨い。うん、旨い。」
ちい「しのごの言わない。どう旨いとか言わない。旨い。」
ちい「美味しかったねぇ。焼き立ての餃子がこんなにおいしいもんだとは。」
ちい「どうも、美味しかったです!」
(店を後にし、久松湯方面へ歩きながら)
ちい「住宅街で思わぬところで見つけた餃子屋っていいねぇ。」
(おかしのさくらちゃん前に移動。)
⇒過去記事:さくら大根@さくらちゃん(2011/2/8)
ちい「(看板を見て)おかしのさくらちゃん?おもしろいね。」
ちい「お菓子屋さんだ。」
ちい「こんちは~、お邪魔します。」
ちい「おぉ~、いろんなものありますよ。懐かしいものが。」
ちい「(さくら大根を手に取り、)私は詳しくないんだけど、若い人は懐かしいのかな。」
ちい「これ、桜台ってとこ、歩いてるんで、さくら大根って気になるんですが。」
ちい「懐かしいんですか?昔からある?」
店員「はい。昔から。」
ちい「僕は知らない世代なんだけども。昔からある?」
店員「はい。大きい子も小さい子も。特に女の子に人気なんです。」
ちい「女の子に?なんで?」
店員「甘酸っぱいから。」
ちい「甘酸っぱい?恋の味。なるほど。初恋の味!?」
ちい「私もこれ食べて初恋を感じていいですか?」
ちい「これ、大根?本物?」
店員「はい。」
ちい「(食べて)おぉ~、初恋だ~。」
店員「でしょ?」
ちい「なんとも言えない。これ、好きだ。」
ちい「60年も前だけど、(初恋を)思い出すなぁ~」
ちい「おかあさん、これ、いくら?」
店員「50円です。」
ちい「みなさんもいかがでしょう。50円で初恋を思い出せる。最高だねぇ。」
(レジで会計)
ちい「50円でお騒がせしちゃって、すいません。ごちそうさま。おもしろかった。)
(珈琲家族前へ移動)
⇒過去記事:ブレンド@珈琲家族(2011/2/9)
ちい「住宅街をずいぶん歩いたような感じがします。喫茶店があって、珈琲家族?」
ちい「こんにちは~、お邪魔します。」
マスター「いらっしゃいませ。」
ちい「(店内の雰囲気を見て)わぁ~、いいなぁ~。」
(ブレンドコーヒーを注文)
ちい「冷たい手にね、あったかい温もりがいいよね。」
ちい「いただきます。アチっ。」
ナレーション(初めてなのに、どこか懐かしい喫茶店のテーブルで、いつものように今日の思い出を絵手紙に書きます。2時間半、4213歩のお散歩でした。)