夏野菜の天ぷらと手打蕎麦@蕎麦切り屋(東長崎)
|最終更新日:2011/06/23
東長崎にオープンした「蕎麦切り屋」さんが評判いいらしい!
蕎麦通、蕎麦好き、蕎麦マニアを唸らせる、店主のこだわりが感じられる店!
蕎麦切り屋 外観
2011年5月1日にオープンしたばかりの新店です。
外観・内装は、どー見てもスナック。
「居抜き」かと思ったら、実は夜9時以降、現在でも別の人がスナックをやっていて、空き時間の11:30~20:00を借りて営業しているそうです。
本物の蕎麦を出せば、外観・内装なんて関係ない。勝負は蕎麦そのもの。
店主の自信の表れ。店舗の外見と本格蕎麦のギャップも楽しめるお店です。
蕎麦好きには酒好きも多いですが、あえて酒は置いていません。
何故なら、蕎麦そのものの味を味わってほしいから。酒は味覚を鈍らせます。
手打ちなので、数は出せません。行列が出来るような繁盛も目指していません。
蕎麦好きな客に、おいしい蕎麦を提供したい。
店主と話していると、利益は二の次、蕎麦職人としての誇りをひしひしと感じます。
といっても、職人のイメージと違って、店主はとっても気さくで話好き。
そこのギャップも楽しめるお店です。
メニュー
うどんもありません。蕎麦屋なので、蕎麦しかありません。
北海道・斜里産の蕎麦粉を使用。この蕎麦粉との出会いが店主の人生を変えました。
元々、和食をやっていたご主人。
この蕎麦粉と出会ってから、秩父で蕎麦修行。
試行錯誤の末、蕎麦屋のオープンにこぎつけました。
新規オープンにしては年配な店主。遅咲きルーキーです。
おすすめ
お店の外の看板に書かれていた「おすすめ」を注文しました。
この日の「おすすめ」は、夏野菜の天ぷらと手打蕎麦。
すると店主から、もりそばを勧められました。
どうやら初来店の「一見」の客には、全員に勧めているようです。
これは蕎麦そのものの味を味わって欲しいから。
途中で天ぷらなど余計なものを食べると、誤魔化されて、マズい蕎麦でもおいしく感じてしまうかもしれない。
だから、店主自身も、初めて入った蕎麦屋では、「もりそば」を注文して、蕎麦そのものの味をしっかり確かめて、再訪するか否かを決めているそうです。
営業的に考えれば、950円の注文をした客に650円を提案するのは損です。利益が減ります。
それだけ蕎麦そのものに自信があり、蕎麦の味をしっかり知った上で、再訪して欲しいという店主の思いが伝わってきます。
ただ、この日は、店主の説明に納得しつつも、最初に注文した「おすすめ」にしてもらいました。
手打蕎麦
こちらのお店、月曜日にはいろいろ試していて、一九の田舎そばや十割そば等も打つそうですが、この日は月曜日ではなかったので、通常の二八そばです。
蕎麦アップ
蕎麦がイキイキとしてます。蕎麦粉がこのお店で打ってもらって良かった!と喜んでいます。
夏野菜の天ぷら
こちらのお店、店主自身が蕎麦が大好きで、蕎麦を心から愛しているのが伝わってきます。
東長崎にも名店がたくさんありますね。
蕎麦通、蕎麦好き、蕎麦マニアの皆さん、店主と蕎麦談義に花を咲かせてみてはいかがでしょうか?
場所はこのへん

蕎麦切り屋の詳細情報
