サービスカツ定食@トンカツおそめ(江古田)
|最終更新日:2011/01/26
インフルエンザが流行しています。
2009年にはパンデミック(死語)で、今ごろ人類は滅亡しているはずだったのですが、すっかり忘れられ警戒心が薄れています。そんな時こそ注意が必要です。
ところで、「インフルエンザ」という単語が普及する前、明治~大正時代、この病気は、「お染風邪」と呼ばれていたようです。
大阪の油問屋の娘お染が、丁稚の久松に一目惚れして、身分違いの叶わぬ恋を悲観し、宝栄7年(1710年)に心中した事件を題材に、歌舞伎や浄瑠璃で「お染久松」という話が演じられました。
すぐに一目惚れしたお染を、すぐに感染する伝染性の病気になぞらえ、お染=インフルエンザとなり、お染(インフルエンザ)を寄せ付けない為、「久松留守」(久松は居ないのでお染は来るな)という風邪除けの札が民家の玄関や軒下に貼ってあったそうです。
現代では、そんな非科学的な札を玄関に貼っても無駄なので、ビタミンB1が豊富な豚肉でも食べて、しっかりインフルエンザ対策をしましょう。
そうだ。トンカツを食べよう。
一切無関係ですが、店名から連想してしまったので、トンカツおそめに行って来ました。
(・・・前置き、長っ!!)
外観
場所は、税務署通りから旧梅きち・MOONの角を曲がってスグ。燦燦の隣です。
トンカツおそめは、年配ご夫婦と中年ご夫婦のご家族で経営するトンカツ屋さん。
3代続く老舗です。
80年ほど前、池袋で創業。
先代、年配ご夫婦が2代目、中年ご夫婦が3代目。
のれん
のれんの左側に「高峰秀子より」と書かれているのは、昭和の大女優の高峰秀子(1924生~2010没)さんから贈られたから。
先代の弟が映画関係の仕事をしていて、その関係で何度かお店にも来られていたんだとか。
サービスタイム
江古田でトンカツと言えば、定番は、サービスカツ定食。
定価850円。11:00~20:00のサービスタイムには、特別価格650円。
ちなみに、このお店の営業時間は、11:00~20:00。
・・・えっ、それって、定価650円なんじゃ?!
そんな些細な事は気にしちゃダメ!!お店のサービス精神が伝わってくるでしょ!
サービスカツ定食
会計前には、「ピノ」がいただけます。
場所はこのへん
トンカツおそめの詳細情報