江古田ユニバースAIR成果展@やきほギャラリー(江古田)
|最終更新日:2016/10/29
江古田やきほギャラリーで、江古田ユニバースAIR成果展(10/29~11/6)。
9/1~10/28まで約2ヶ月間にわたり行われた3名のアーティストによる公開制作・江古田ユニバース・アーティスト・イン・レジデンス(AIR)の成果を展示。
案内
展示会場
外観
2013年10月13日オープン。税務署通り沿い。
やきほギャラリーでは、昨年も江古田ユニバースAIRを開催。今回で2回目。
これまでのアーティスト・イン・レジデンス活動
2013年・2014年エコユニコミューン(事前展示)という形で始まったAIRは、2015年やきほギャラリーの協力で約2ヶ月間にも渡る公開制作という形に進化。
「江古田をアートのまちにしたい!」を合言葉に2011年始まった江古田ユニバースは、展示・鑑賞型の従来からのアート活動に加え、次第に、体験・参加型のプログラムを重視。
アートのまちにする為に、アーティストを育てるまちに。いつでもアートとふれあえるまちに。
9/1から約2ヶ月間、ギャラリーを貸切り、3組3名のアーティストが出張アトリエとして通い、公開制作。
孤独になりがちな創作活動も、全くジャンルの異なる3組のアーティストが集まることでインスピレーションを与え合い、地域の方たちとも交流することで、充実した公開制作となりました。
9/1撮影
9/5撮影
9/9撮影
9/15撮影
10/8撮影
9/1~10/28公開制作の成果を、10/29~11/6江古田ユニバース2016で展示。
江古田ユニバース2016
江古田ユニバース2016
江古田ユニバース2016では、13会場で約1週間、アート展示、映像上映、演劇、ダンスなど開催。
10/29撮影
やきほギャラリーでは、渡邉義郎(メタル箔)、百瀬晴海(木版画)、土居大記(空間アート)の3組3名が参加。
参加アーティスト
渡邉義郎さんは、メタル箔を使った作品を中心に制作。
公立中学校美術教諭として30年以上勤務し退職。
現在は個展など精力的に活動。
やきほギャラリーでも、昨年個展を開催。
⇒関連記事:渡邉義郎展3「解放」@やきほギャラリー(江古田)(2015/12/7)
現在のモチーフは「解放」で、テーマは主に縄文や宇宙、原始。
作品によく登場する鳥は、生命や愛、平和の象徴。
メタル箔制作プロセス
展示
展示
展示
展示
著書
会場では、著書『義じぃは考えた』も販売。
参加アーティスト
日芸出身の木版画家・百瀬晴海さんは「都市と自然」をテーマに主に動植物をモチーフとした木版画(多色多版)を制作。
江古田ユニバースには5回目の参加。
近年では作品の幅が広がり、動植物に加え、機械的なものも取り入れ、機関車や風景をモチーフとした作品も制作。月刊誌「鉄道ジャーナル」で連載。
今回の公開制作では、江古田の風景にスポットをあてた作品などを制作。
展示
展示
展示
展示
物販
参加アーティスト
土居大記さんは、人間の内側の揺れを美しいと感じ、モノや空間をつくったり、パフォーマンスを行うことで、だれかひとりが内側に揺れを感じることができればいい、と考え創作活動をしているアーティスト。
インスタレーションやパフォーマンスが中心で、空間に縛られない空間アートを模索していて、今回のような限られた空間での制作は珍しいとの事。
横浜から江古田まで約2ヶ月、自転車で通いました。
展示
会場では主に、パフォーマンスの準備や実験。
体験型インスタレーション・絵の具の雨では、絵の具の雨を降らせる装置を改良。
⇒関連記事:絵の具の雨@江古田駅自転車駐車場(江古田)(2016/10/29)
螺旋する雫
今回の企画では、石川理咲子さんとコラボしてパフォーマンス作品「螺旋する雫」を制作。
3度に渡り、江古田の森などで、土と火と水を使った屋外パフォーマンスを実施。
その総集編として、11/5・11/6江古田駅自転車駐車場で、パフォーマンス作品が行われます。
土居大記が空間を、石川理咲子が身体を使い、ダンスを作る。感覚の底に沈んだ「素直」に気付くパフォーマンスをする。
コンセプトブック
コンセプトブック
「螺旋する雫」コンセプトブックを展示販売。
アーティストの創作場所を探しています!
江古田ユニバースでは、アーティストの創作場所を探しています!
空き家など活用されていない物件、一定期間なら使っても構わない空間、ワークショップで使ってもよい教室など、「こんな場所あるよ!」と情報提供ください。
江古田をアーティストが住むまちへ」「アーティストがものづくり出来るまちへ」
江古田ユニバースAIR成果展の会期は、~11/6まで。
場所はこのへん
江古田やきほギャラリーの詳細情報