小山小児科・耳鼻咽喉科医院@練馬
|2018年8月28日
Tags: 練馬駅 , 豊玉北6丁目|2018年8月25日
豊島区の椎名町(南長崎)で、トキワ荘ゆかりの地を散策。
マンガの聖地 としま
西武池袋線椎名町駅改札前などで配布している「トキワ荘ゆかりの地散策マップ」を片手に、昭和のマンガ家が暮らした椎名町、当時の面影を残す街並のトキワ荘跡地周辺を、まち歩きします。
トキワ荘ゆかりの地 散策マップ
椎名町駅改札
椎名町ギャラリー
椎名町ギャラリー
椎名町駅改札を出て右には、椎名町ギャラリー。
豊島区ゆかりのマンガ家が、定期的に展示が入れ替られ紹介されています。
現在(2018年8月)の展示は、横山孝雄先生。
トキワ荘住人・赤塚不二夫先生のアシスタント第1号として、一時は月の半分をトキワ荘で寝泊りしていたマンガ家。
作品には、『旅たて荒野』、『諸葛孔明グラフィティー』など。
椎名町駅南口
椎名町ギャラリーを右にすすみ階段へ。
椎名町駅南口
壁画
椎名町駅南口階段踊り場には、大きな壁画が設置されています。
「ようこそ!トキワ荘のあった街 椎名町へ」
トキワ荘ゆかりの地 散策マップ
階段を降りたところにも、トキワ荘ゆかりの地 散策マップが設置されています。
椎名町公園
駅を後にして、椎名町公園方面へ。
椎名町駅公園に沿って左に曲がって、まっすぐ進みます。
あけぼの湯・あけぼのハウス跡
右を見ながら歩いていくと「ゆかりの地解説板」。
トキワ荘周辺では、このような「解説板」が、トキワ荘ゆかりの地に設置されています。
あけぼの湯・あけぼのハウス跡
あけぼの湯は、1973年頃まで営業していた銭湯で、トキワ荘のマンガ家も利用していました。
隣接していたアパート・あけぼのハウスには、トキワ荘を退出した石ノ森章太郎先生が、1962年から入居し、1年半ほど創作活動をしていました。
区民ひろば富士見台
あけぼの湯・あけぼのハウスの跡地は、区民ひろば富士見台となっています。
庭には、銭湯時代の灯篭などが残っています。
目白映画跡
さらに、まっすぐ進むと、大きな通り(目白通り)へ。
その角にも、ゆかりの地解説板・目白映画跡。
目白映画跡
目白映画は、トキワ荘のマンガ家たちが足繁く通った東宝系の映画館。
姉が亡くなった日に、石ノ森章太郎先生が映画を観ていたのも、この映画館。
目白東宝と名義をかえ、1970年頃まで営業していました。
目白映画跡
目白映画の跡地は、ドラッグストアになっています。
エデン跡
吉野時計店の前にも、ゆかりの地解説板・エデン跡。
エデン跡
1949年から営業していた音楽喫茶エデン。
トキワ荘のマンガ家たちが、最も通った喫茶店。
当時すでに冷房設備があったこの喫茶店で、よくマンガの構想をねり、ペン入れまですることもありました。
山手通りと目白通りの交差点にあり、山手通りの拡幅工事により、2002年に閉店。
交差点
交差点
トキワ荘通り
トキワ荘のあった街 目白通り・二又商店会。
スタンプラリー
トキワ荘通りにある2つの商店会共催で、マンガの聖地巡礼スタンプラリー実施。
目白通り二又商店会・南長崎ニコニコ商店街の15店にスタンプ台を設置。
吉野時計店の前にあるスタンプ台が東端なので、スタートorゴールに(押す順番は自由)。
スタンプラリー
スタンプラリー
菊香堂跡と鈴木園
菊香堂跡と鈴木園
菊香堂は、自家製パンやケーキ菓子の老舗。
トキワ荘のマンガ家たちも、コッペパン(当時10円)など利用していました。
隣の鈴木園の2階は当時アパートで、トキワ荘から転出した赤塚不二夫先生・よこたとくお先生が、1961年にそれぞれ新婚生活をスタートさせた場所。
赤塚不二夫先生の「おそ松くん」「「ひみつのアッコちゃん」、よこたとくお先生の「マーガレットちゃん」などは、ここで誕生しました。
鈴木園
タバコなどを販売している鈴木園は現在も営業しています。
バス停
トキワ荘のマンガ家たちも目白方面に行く時に利用していたバス停。
練馬方面の方は、都営バス白61で、桜台の練馬車庫(たまに練馬駅)から乗車し「南長崎二丁目」で下車すれば、トキワ荘通り近くに直通で行くことができます。
練馬・桜台からも、意外と身近なトキワ荘通り。
二又
目白通りとトキワ荘通りが二又になっていて、二又交番は、当時もあり現存。
トキワ荘通り
吉津屋米店跡
吉津屋米店跡
吉津屋米店は、トキワ荘のマンガ家たちも、米穀通帳の配布を受け、米の配達もしてもらっていました。
改築され、跡地は、トキワ荘お休み処に。
トキワ荘お休み処
トキワ荘お休み処
トキワ荘お休み処は、2013年12月15日オープンしたトキワ荘通り案内所。
1階では、トキワ荘関連本の閲覧ができる他、関連グッズ・資料の販売。
2階では、寺田ヒロオ先生の部屋の再現展示など、トキワ荘に関する展示コーナー。
南長崎マンガステーション
トキワ荘お休み処のすぐ近くには、南長崎マンガステーション。
マンガ・アニメによる街づくりの拠点。
信金
トキワ荘お休み処の向かいの信金にも、マップ展示。
トキワ荘の窓
信金さん
子育地蔵尊
トキワ荘通りをさらに進むと、右の奥に、子育地蔵尊。
子育地蔵尊
開基1710年
元は、清戸道(目白通り)と練馬方面の二又地点にありましたが、1938年目白通りの拡幅工事のため現在地に移転。
子育地蔵尊
南長崎ニコニコ商店会
トキワ荘通りに戻り、このあたりから南長崎ニコニコ商店会エリアへ。
紫雲荘
紫雲荘は、トキワ荘すぐ近くの現存するアパート。
トキワ荘の部屋が手狭になった赤塚不二夫先生が制作場所として部屋を借りました。
現在は、紫雲荘活用プロジェクトにより、若手マンガ家が居住。
入居者が、マンガ家デビューを果たしています。
トキワ荘通り
トキワ荘通り沿いの松葉の向かいを右に入ると、トキワ荘跡地モニュメントがあります。
トキワ荘跡地入口
トキワ荘跡地入口
トキワ荘跡地モニュメント
トキワ荘跡地モニュメント
この場所に、日本を代表するマンガ界の巨匠たちが若き日を過ごした、トキワ荘がありました。
ただし、このモニュメントは実際のトキワ荘とは180度反転していて、モニュメントが設置されているのは当時のトキワ荘の裏側。
トキワ荘跡地モニュメント
トキワ荘跡地モニュメント
トキワ荘は、1952年上棟、1982年解体。
トキワ荘跡地モニュメント
木造モルタル2階建てアパートでした。
トキワ荘跡地モニュメント
トキワ荘2階の部屋割り。
手塚治虫先生、藤子不二雄A先生、藤子F不二雄先生、赤塚不二夫先生、石ノ森章太郎先生、水野英子先生、よこたとくお先生、森安なおや先生、鈴木伸一先生、寺田ヒロオ先生などが居住。
松葉
当時、トキワ荘のマンガ家たちが通い、出前もとっていた松葉は現存。
『まんが道』をはじめ、トキワ荘ゆかりマンガの中でも実名で登場しています。
トキワ荘ラーメンライス
トキワ荘通り
さらに、進むと、右に鶴の湯跡地入口、その先に、南長崎花咲公園。
鶴の湯跡地入口
鶴の湯跡地入口
鶴の湯跡地
鶴の湯跡地
鶴の湯は、トキワ荘から1番近い銭湯。
トキワ荘のマンガ家たちが下駄をならしながら通いました。
1991年頃に廃業。跡地は一般住宅。
ポスター
水野英子先生が描いたトキワ荘。
チューダーあめ
トキワ荘通りの名物!チューダーあめ。
テラさん発明のチューダーからヒントを得て、オリジナルあめを発売。
あさひや酒店
商店会の複数店舗で、トキワ荘通り名物チューダーを販売しています。
チューダーあめ
南長崎花咲公園
南長崎花咲公園
南長崎花咲公園には、記念碑「トキワ荘のヒーローたち」が設置されています。
記念碑「トキワ荘のヒーローたち」
記念碑「トキワ荘のヒーローたち」
記念碑「トキワ荘のヒーローたち」
記念碑から観て歩く探す マンガの聖地 椎名町
建設予定
(仮称)マンガの聖地としまミュージアム、2020年3月オープン予定。
トキワ荘を実寸大で復元し、居室や廊下などを再現するほか、企画展示やショップなど。
ミュージアム整備のため、寄付募集中。
スエヒロ堂
南長崎花咲公園の隣にあるスエヒロ堂。
トキワ荘通りスタンプラリー西端なので、ゴールorスタートに(押す順番は自由)。
スタンプラリー
南長崎公園
トキワ荘通りをはなれ、少し歩いて、南長崎公園へ。
南長崎公園
南長崎公園には、マンガの聖地としま ラーメン屋台モニュメント設置。
ラーメン屋台モニュメント
ラーメン屋台モニュメント
田中正雄の仕事場
トキワ荘通りと目白通りの間には、田中正雄の仕事場 ゆかりの地解説板。
田中正雄先生は、手塚治虫先生と大阪時代から親交のあったマンガ家。
代表作「ダルマくん」。
落合南長崎駅
トキワ荘通りは、落合南長崎駅からのアクセスもよく、都営大江戸線も利用できます。
南長崎スポーツセンター
ゼロくんモニュメント
南長崎スポーツセンター前には、ゼロくんモニュメント設置。
寺田ヒロオ先生『背番号0』のグラウンドは、南長崎スポーツ公園にあったグラウンドがモデル。
ゼロ
昭和のマンガ界の巨匠たちが若い青春の日々を過ごした街・椎名町(南長崎)。
モニュメントが奥まったところにあったりして、マップ片手に探しながら歩くのが楽しい!
「トキワ荘ゆかりの地 散策マップ」片手に、ゆっくり歩いてみませんか?
(トキワ荘跡地モニュメントの)場所はこのへん
|2018年8月22日
2018年は、萬画家・石ノ森章太郎先生、生誕80周年記念イヤー。
練馬区桜台は、石ノ森章太郎先生ゆかりの地。
代表作『サイボーグ009』を軸に、石ノ森作品を徹底的に分析!
トキワ荘時代やアシスタントなど、関係者スペシャルインタビュー。
第1章 石ノ森章太郎の誕生、そして『009』誕生前夜
第2章 『009』、ライフワークへの軌跡1964‐1992
第3章 『009』が生みだした萬の“石ノ森ヒーロー”たち
第4章 『009』を起点に冴えわたる石ノ森演出
第5章 あらゆるジャンルを網羅した石ノ森作品と『009』
第6章 終わりなき作品『009』完結との闘い
|2018年8月22日
2018年は、萬画家・石ノ森章太郎先生、生誕80周年記念イヤー。
練馬区桜台は、石ノ森章太郎先生ゆかりの地。
石ノ森作品の中から、ヒーローものにスポットを当て、主にそのカラー原画や扉絵、モノクロ生原稿を紹介。
巻頭コメントは、練馬区名誉区民・松本零士先生。
[Part1]石ノ森章太郎が生んだ特撮ヒーロー
[Part2]石ノ森章太郎が描いた仮面ライダー
[Part3]石ノ森章太郎が描いたヒーローたち
[Part4]石ノ森章太郎が描いたサイボーグ009